• 家族心理学・家族療法に関する用語集です。 
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目次 



アルファベット
do different,do different介入do more go slowアプローチOne up ポジション,One down ポジションWhat's better?

ウィークランド,J.H ウェルフォームド・ゴールオリエンテーション・クエスチョン

家族境界線家族投影過程家族の規約(家族ルール)家族のホミオスタシス偽解決偽相互性コーピング・クエスチョンごまかしコラボレーションコンプリメント

サーキュラー・クエスチョン(円環的質問法)サティア,V サブセラピスト三角関係ジョイニングスケーリング・クエスチョンスターティング・クエスチョンスプリッティング相称性ソリューション・トーク

第1次変化第2次変化多世代伝達過程ダブルバインド(二重拘束)仮説治療的二重拘束トラッキングビジター・タイプ,コンプレイナント・タイプ,カスタマー・タイプ

びっくり課題,びっくり!クエスチョンファーストオーダー・サイバネティクス(FOS)とセカンドオーダー・サイバネティクス(SOSフォローアップフット・イン・ザ・ドア分化の尺度分裂と歪みヘイリー・J

マイムミラクル・クエスチョンメイシー会議

ユーティライゼーションユニーク・アカウント・クエスチョン

リダンダンシー(繰り返し)リフレーミング例外

ワツラウィック,P


解説


do different,do different介入
短期療法や家族療法で用いられるアプローチの一つで、クライエントに今まで行ってきた問題解決されない問題解決行動(偽解決的行動)違う行動をしてもらうように促すアプローチ方法を指す。また若島らによる統合モデルでは、do moreとdo differentアプローチを統合させクライエントが例外を発見できない場合や意識できない場合に、偽解決的行動を探索しdo differentを促す。

do more
短期療法や家族療法で用いられるアプローチの1つで、クライエントが問題解決を行う際に、問題を維持する行動とたまたま問題が消失した行動(例外的行動)があるとし、この例外的行動を増やすような促す方法のことをいう。例外に関して、ド・シェイザー(de Shazer)は「私が今不幸なのは過去に不幸じゃないことがあったからである。」と言い、問題が生じているところには必ず例外があるとした。

go slowアプローチ
クライエントらの問題に改善が見られたりクライエントが解決を急いでいるときに解決を急がないように促すことを指す。例えば、昼夜逆転しているクライエントが早起きをした時に、「早起きできてすごいね。でも早く良くなりすぎてるからもっとゆっくりでいいよ」などと促すことで、早起きを失敗した時の罪悪感を和らげることができる。

One up ポジション,One down ポジション
対人相互作用における相対的な立場のこと。「One up ポジション」とは、相手との関係のある側面において、主導権を取ったり優位に立ったりすることである。他方、「One down ポジション」とは、相手との関係のある側面において、へりくだったり服従的になったりすることである。夫婦間や親子間の関係を表現するときに使われることもあれば、セラピストとクライエントの関係を考える時にも使われる。短期k療法においては通常、セラピストがOne downポジションを取ることが望ましいとされる。

What's better?
クライエントとのセカンドコンタクト以降に、「前回にもお話させていただいたとき以降、良かった点はどんなことですか?」とクライエントが前回以降意識していた、もしくは意識していなかった解決像を確認、焦点づけるする質問。

ウィークランド,J.H
MRI
の創設メンバーでベイトソン(Bateson,G.),ジャクソン(Jakson,D.D.),ヘイリー(Haley,J.)らと共に統合失調症の発症因として『二重拘束論』を発表した。95年7月没。

ウェルフォームド・ゴール
具体的・明確に定義された問題解決後の状態のこと。

オリエンテーション・クエスチョン
問題解決の段階や解決に役立ったクライエントの資源や知識についての詳細を明らかにし、将来のためや他者のために役に立つように明確化を促す質問のことをいう。例)「問題解決したあなたの能力を振り返ったとき、将来最も役に立ちそうなのはどの能力ですか?」「あなたと同じような問題を抱えた人があなたのところに相談に来たら、どうやって援助しますか?」ホワイト(White,M.)やエプストン(Epston,D.)らのナラティブモデルで使用される。

家族境界線
ミニューチン(Minuchin,S.)によって創設された構造は家族療法の用語で、家族には世代ごとの役割があると考え、その役割がはっきりしていることを家族境界が成立しているという。家族境界があることで夫婦や子供たち等のある世代で連合を強めるが家族境界があいまいになると、子供をしつける際に母親が子供を巻き込む党の世代を超えた連合が成立する。この教会を明確にするアプローチを家族境界の線引きという

家族投影過程
両親の融合がどのように子に伝播されるかについての基本的過程のこと。この概念の原型は「母子共生」として説明されていたが、後になって(1976年)三角関係の概念と結びつけられた。

家族の規約(家族ルール)
家族関係が安定状態を保って継続することに寄与するリダンダンシーのこと。家族の規約は、家族関係に関するきまりであるので、必然的にメタ・レベルのルールである。MRIの理論で家族の規約という場合は、家族の人間関係の定義に関する規約を意味する。

家族のホミオスタシス
クライエント(IP)の症状が改善すると、他の家族構成員が症状(うつ病、心身症等)を顕すような状況を説明するための仮説。つまり、クライエントの症状は、家族のデリケートなバランス(ホミオスタシス)を保持する機能を持っているという仮説である。

偽解決
MRI
派家族療法のキー概念でクライエントや周囲の人々が試みてきた十分な効果がなかった解決方法のことをいう。これにより元の問題が拡大、再生産し続けることになる。「試みられた解決、解決努力」とも訳される。

偽相互性
ウィン(Wynne,L.)によって提唱された概念で、協力はしているがそれは真の親密性によるものではない相互作用のことを言う。また、ウィンは偽相互性における4つの特徴を述べた。①役割構造の普遍性、②役割構造が望ましく適切であるという主張、③この役割構造からの独立に対する強い憂慮、④自発性、ユーモア、活気の欠如を挙げている。

コーピング・クエスチョン
クライエントが問題への意識にとらわれ過ぎている時に、そういった状況でも例外はあると考え、すでにクライエントが行っている問題への有効な対処法の気付きを促したり、クライエントの資源や力を見つけるための質問を指す。例えば、「そのような深刻な問題に対して、これまでなんとかやってこられたのはどうしてですか?」等の質問が挙げられる。

ごまかし
レイン(Laing,R.D.)が提唱した概念で、「1人の人間が自分の安全にとって必要な何らかの変化を他の人間のうちにも引き起こそうとつとめること」と定義される。

コラボレーション
セラピストとクライエントがともに協調し合って会話や話し合いを進めていくことを指す。ポストモダンアプローチの人々がセラピストが専門的・優越的でなく平等であることを強調するためによく使用される。

コンプリメント
クライエントとのジョイニングのために、または介入の提案をする直前にクライエントの長所に焦点を当てた話題を呈示すること。クライエントのやる気を向上させたり、リフレーミングがおきるなどの効果がある。

サーキュラー・クエスチョン(円環的質問法)
例えば「弟さんは自分の問題に関してどう思っていると、あなたは思いますか?」などというような質問の仕方で、この場合質問の対象者が弟についてどう捉えているかを理解できること、他人の視点から問題をみることを促すことができる質問のことを指す。他人の視点から問題を眺めることを促す介入としての意味もある。この円環的質問をカール=トムが回帰的質問という形に改め、ミラノはで重視された。

サティア,V
1959
年にジャクソン(Jakson,D.D.)と共にMRI(Mental Research Institute)を設立した、シカゴ大学出身でソーシャルワーカーである。また1964年に『Cojoint Family therapy』を著し、家族内の機能的なコミュニケーションの重要性を家族療法の軸とした。その後MRIから離れ人間成長運動(human growth movement)を行う。

サブセラピスト
一般的なカウンセリングではセラピストは1人で接するが、家族療法の流れを汲む短期療法では、セラピストが二人で行うことが多い。この時、メインのセラピストに対して、補助的な立場のセラピストサブセラピストと言う。

三角関係
ボーエンによれば、二人で構成される感情システムは不安定である。その結果、そのような感情システムは第三者を巻き込む。三人で構成される人間関係のシステムは、安定したシステムの最小単位と考えられる。この三人で構成される人間システム形成過程を三角関係形成と呼び、その結果形成されるシステムを三角関係と呼ぶ。

ジョイニング
ミニューチン(Minuchin,S.)の構造派家族療法で用いられた概念で、セラピストとクライエントが治療目標に向けて共同作業するためにセラピストが家族に受け入れられることやその作業のことをいう。ジョイニングのためには家族のスタイル、コミュニケーションに適応する必要があり、セラピストは家族のもつ言語的・非言語的特徴を用いて行う。

スケーリング・クエスチョン
現在の状況の数量化を促す質問のことを指す。例えば、「問題を解決したいとどの位思っていますか?」などのクライエントの動機づけの高さを聞くことができたり、「今まで一番辛かった時を0として、「何とかやっていけそう」という状況を10とすると今はいくつですか?」などの自分の現在の状況を客観的に把握できたり、変化を促すための資源や次のステップを明確にすることができる。

スターティング・クエスチョン
面接の開始時にする質問で、たとえば「今日面接に来て良かったと思うのはどんな時ですか?」などの質問によって、ゴールの方向性やゴールを捕えられ、クライエントは解決像を話しながら、セラピストはこの問題を知ることができる。

スプリッティング
面接時にセラピストのほかに治療チームを用意し、介入や課題等を戦略的に異ならせて、クライエントに提案することを指す。これによりどちらの意見を受け入れても治療のための提案を受け入れることになる。

相称性
相称性とは同じようなタイプの人同士で、一方の行動が他方の同じ行動を促進させそれらがエスカレートしてしまう関係のことを言う。例えば、高額なブランド品をステイタスと考える人たちが、自分の持っているブラント品の高額さを自慢しあうような関係は相称的な関係と言える。これとは逆に一方の行動を促進すると他方が受け手に回るような関係を相補的な関係という。

ソリューション・トーク
BFTC
による解決焦点アプローチによる面接方法であり、面接において解決と構築していくというスタンスをとる面接方法。具体的にはスターティング・クエスチョン,スケーリング・クエスチョン,ミラクル・クエスチョンなどの質問がある。

第1次変化
アシュビー(Ashby ,W.J.)の変化の二階層モデルに記述された概念で、ウィーナー(Wiener,N.)のサイバネティクス理論(ファースト・サイバネティクス)と類似の概念である。その概念とは逸脱を防止するために出来事の結果の知覚(フィードバック)によって現状を維持しようとすることをいう。例えば、人は暑さを感じた時に発刊することで体温を一定に保とうとする。

第2次変化
アシュビー(Ashby ,W.J.)の変化の二階層モデルに記述された概念で、マルヤマ(Maruyama,M.)のセカンド・サイバネティクスと類似の概念である。その概念とはシステムが発展し、現在の構造を変えて新しいシステムに変えることを言う。例えば、人が暑いと感じた時に発汗して体温を調節するというシステムがある時に、発汗する前に冷たい飲料水を飲むといったものである

多世代伝達過程
家族投影過程の拡大版。家族投影過程は子から孫へ、孫から曾孫へと多世代に伝達する。伝達の過程では分化度は子<親となるため、子や孫はますます文化度が低下していく。統合失調症の発病は8~10世代の伝達過程が必要と考えられ、犯罪行為、アルコール中毒、肥満症などは多世代伝達過程の産物と捉えられる。

ダブルバインド(二重拘束)仮説
統合失調症の患者での研究より発見されたコミュニケーションの型についての理論で、一方が矛盾したメッセージを言い(一重)、さらにその状況を逃れることも禁止される状態(二重)にされると、メッセージに反応するか、どちらにも反応しないということが起こる。例えば、恋人同士で口では「愛してるよ」というが本音は好きでない時に、Aに「愛してるよ」と言われBは抱きつくが、Aの腰は引けている状態(一重)で、それにBが戸惑っているとAから「嫌いなの!?」と非難される(二重)状態は二重拘束が起こっている状態である。この時にBは、「愛してる」というメッセージに反応するか、Aの裏のメッセージである「嫌い」に反応するか、どちらにも反応しないという選択を取るかに分かれる。この理論は1946年にベイトソン(Batoson,G)やウィークランド(Weakland,J.)らによって統合失調症の原因をコミュニケーションパターンで理解しようとしたが、その後二重拘束のコミュニケーションは統合失調症患者を有する家族だけでなくても起こるとした。この二重拘束が起こる要因としては、①2人以上の人間関係、②繰り返し経験される、③最初に否定的な命令が出される、④最初と矛盾する第二の否定的なメッセージが最初とは違う形で出される、⑤そして第三のメッセージとしてその矛盾する状態から逃れてはいけないというメッセージが出される、⑥このような矛盾した形で世の中が成り立っているとみるようになってしまう、ということが挙げられている。

治療的二重拘束
二重拘束理論を治療的に扱ったもので、クライエントの二重拘束メッセージに対して二重拘束メッセージを帯びる介入(逆説的指示)で、介入をクライエントが行っても行わなくても治療に役立つ状況を作り出すことができる。例えば、介入として「その症状を出してください」と指示した場合、その介入を行った時は自分でその症状をコントロール出来るということになり、その介入を行わなかった場合は症状が消失したという事になる。こうした介入の効果のメカニズムとしては、システムにとって逸脱となる症状や問題を増やすことは問題維持システムを一時的に不安定にさせシステムの変化を促すということが言える。

トラッキング
元来、人の通った道跡をついていくという意味である。セラピストが家族に今まで通りにコミュニケーションや行動を続けるように支持し、家族にそのような交流の流れに逆らわず従っていくこと。トラッキングの技法の実践は、セラピストの支持的コメント、内容を明確化するための質問、家族の言ったことの繰り返し、興味を持って聞き入る態度等に見られる。

ビジター・タイプ,コンプレイナント・タイプ,カスタマー・タイプ
解決志向短期療法ではクライエントとセラピストの関係を3種に分類している。ビジター・タイプは、強制的に連れてこられたようなクライエントで、相談意欲を持っていないクライエントとの関係。コンプレインナント・タイプは、自発的に来談するものの、問題や患者についての不満や不安を語るのみで自ら問題解決のために行動しようとはしていないクライエントとの関係。カスタマー・タイプは相談意欲があり、問題解決のために自ら変化する意志のあるクライエントとの関係である。

びっくり課題,びっくり!クエスチョン
「びっくり課題」とは、他者をびっくりさせるための行動をするように課題を出すことであり、「びっくり!クエスチョン」は他者をびっくりさせるための行動はどんなものかを尋ねる質問のこと。これらの課題や質問によって、対人的な相互作用におけるdo differentについて考えることができる。

ファーストオーダー・サイバネティクス(FOS)とセカンドオーダー・サイバネティクス(SOS)
フォン・フォルスターによって区別された概念。FOSに基づく治療アプローチでは、観察者(治療者)がシステム(観察されたシステム)を記述する際、そのシステムからは独立した位置からシステムを眺めることが前提となる。ゆえに、治療者は面接においてシステムの情報収集、そして介入を行い、家族システムに変化を与えることを目指す。一方SOSは、サイバネティクスのサイバネティクスとも呼ばれ、これに基づくアプローチでは観察者(治療者)と家族システムは独立ではありえないとし、治療者を含んだ治療場面での会話が重要視される。ちなみにマルヤマ(Maruyama, 1963)の提示した概念、逸脱減少のフィードバックを指す第一(ファースト)サイバネティクスと逸脱増幅のフィードバックを指す第二(セカンド)サイバネティクスとは異なる。

フォローアップ
一連のカウンセリングの終結後、クライエントの状態や経過を知るために行われる面接や電話連絡などのこと。終結から数か月~1年後に行われることが多い。

フット・イン・ザ・ドア
クライエントに課題などを呈示する時、先に簡単な課題を呈示しておいて後に難しい課題を呈示すると後者の課題も受諾される。これがフット・イン・ザ・ドア効果を利用した介入のセールス・トークである。逆に過大な課題を呈示した後で、本命の簡単な課題を呈示するのは、ドア・イン・ザ・フェイス効果を利用したものである。

分化の尺度
感情システム、知性システムの分化の概念尺度のこと。0(未分化)~100(分化)。低分化な人間ほどストレスに影響を受けやすいが即病理につながるわけではない。

分裂と歪み
リッツは夫婦の分裂として夫婦の役割の慢性的な不確率、実家への過剰な付着を挙げている。また歪みとしては、夫婦関係における一方の他方に対する関係の支配を挙げている。このような関係は絶えざる緊張を生み、時間の経過とともに子どもに伝達され同一性の混乱が生じるという。

ヘイリー・J
ベイトソンの影響を受けたコミュニケーションスペシャリスト。1950年にベイトソンがカリフォルニア州メロンパークにある退役軍人病院で始めたコミュニケーションに関する研究プロジェクトにウィークランド、フライらとともに参加する。サティアと異なりヒューマンポテンシャル運動には否定的。1963年『精神療法の戦略』、1973年『アンコモンセラピー:ミルトン・エリクソンの精神医学的技法』『家族療法の技法』『問題解決療法』を出版。また『イエスキリストの力の戦術』(1969)というユーモアの傑作も残している。

マイム
セラピストが家族の言語、非言語的行動を取り入れてジョイニングを促進すること。マイムの名が示すように、セラピストは、いわばパントマイムのように家族のマネをする。意識的、または無意識的にマネをする対象は、言葉づかい、しぐさ、感情的表現、比喩的表現とさまざまである。

ミラクル・クエスチョン
「もし、あなたが寝ている間に奇跡が起きて、問題がすべて解決してしまっているとしたら、あなたは朝起きた時にどんなことから奇跡が起きたことにお気づきになるでしょうか?」というような問題の解決後のイメージを語るような質問法。

メイシー会議
終戦後1946年ら1952年にかけて、情報理論のノバート・ウィナー、ゲーム理論およびコンピューターの生みの親として知られるジョン・フォン・ノイマン、ウォレン・マカラックらが参加した史上初のサイバネティクスに関する学会。2日間ずつ、10回にわたって開かれ、第1回会議には上記のほか、神経心理学者、精神科医、社会学者など21名が招かれた。

ユーティライゼーション
家族療法では家族やクライエントが元々持っている資源を利用することを指す。資源(リソース)とは、言語的・非言語的、職業、文化、宗教など、家族が持つ特徴全般のことである。家族の特徴に沿った接し方や介入をすることで無用な抵抗を避けることができるとされる。

ユニーク・アカウント・クエスチョン
解決についての知識の説明や、その知識が発展してきた段階を明確化する質問。例えば「何がこの突破口へつながったことでしょう?」「どんな準備をしたの?」「自分に言い聞かせたことって何?」「最初の一歩を踏み出したとき、あなた自身が目撃したのは何?」「他に誰かこのことに気付きましたか?もしそうなら、彼らはどんな役を果たしましたか?」「この達成までの各段階を説明してくれませんか?」「問題解決の歴史を教えてくれませんか?」などがある。

リダンダンシー(繰り返し)
コミュニケーションのパターンを把握するための概念。コミュニケーションの中で繰り返し見られるパンクチュエーションのパターンである。リダンダンシーが起るためには、人間関係が継続的関係であることが必要条件となる。

リフレーミング
フレームを変えてしまうことで意味づけを変えてしまう方法。例えば「お子さんが不登校になっていることで家族にまとまりをもたせている」といった家族ホメオスタシス的なリフレーミングは家族療法時代以来の代表的なそれの一つである。

例外
いつもなら問題が生じる場面で、問題が生じないときのこと。日常生活の中で起きている部分的な解決である。

ワツラウィック,P
チューリッヒでユング派精神分析の訓練を受けたサイコロジスト。


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