• 家族心理.comからお勧めする各分野での書籍です。
  • インタビューで紹介されている先生からの推薦図書もございます。


家族心理

犬と家族の心理学―ドッグ・セラピー入門
若島孔文
推薦者:池亀真司
心理学研究者であり、臨床心理学士であり、犬の訓練士でもある編者が、自らのアイデンティティを体現し、その喜びが一文字、一文字に込められている。また、ドックセラピー研究、ペットロス研究を始め、犬とコミュニケーション理論、家族療法、犬のしつけなど、まさに「犬と家族」をテーマにした幅広い研究知見がギッシリ詰まっている。動物と人間の関係性に鋭く言及した「家族動物学」とも言うべき良書である!
家族というストレス -家族心理士のすすめ
岡堂哲雄
推薦者:高橋誠
日本における家族の様々な問題に対して、豊富な家族援助経験のある専門家ならではの鋭い視点で考察している名著です。マクロに俯瞰しながらも、それぞれのテーマに沿って分かりやすく解説されていて、一般の方にも非常に読みやすく構成されています。また家族援助を専門にしたい人にも、数ある家族援助の技法の中から、著者の多様な経験を軸に選りすぐりを紹介してある点も素晴らしいです。さらに巻末のパートナーズチェックシートは、家族援助者には嬉しい得点だと思います。家族療法に欠けているという「暖かさ」を持ち、家族の諸問題に寄り添っている一冊。必見です!
ミルトン・エリクソン―その生涯と治療技法
ジェフリー・K. ザイグ, W.マイケル ムニオン, Jeffrey K. Zeig,W.Michael Munion
推薦者:池亀真司
M.エリクソンの生い立ちから見えてくる自身の障害(ポリオ)に対するポジティヴな姿勢と、「少しでもうまくいっている部分を拡大(利用するという前向きでボジティブな考え方に感銘をおぼえるとともに、その柔軟でユーモラスくエッセンスがブリーフセラピー等へと脈々と受け継がれているのだと感慨にふけっていました。 改めて、エリクソンの偉大さを実感しましたね、「天才」といわれている所以がわかったような気がします。ミルトン・エリクソンの人柄、エッセンスを知る最適の書ですね!お勧めです。
心理療法テクニックのススメ
坂本真佐哉
推薦者:坂本真佐哉
「セラピスト入門」、 「心理療法テクニックのススメ」、「家族療法のヒント」!(笑)。児島先生の"三項構造化"の論文。これは、外在化の元になるような論文で、クライアントとセラピストの二項から、問題を含めた三項構造に移行するというアイデアについて書かれたもので、貴重な文献です。
臨床家のための家族療法リソースブック―総説と文献105
日本家族研究家族療法学会
推薦者:池亀真司
家族研究・家族療法の歴史が詳細かつコンパクトにまとめられているうえに、それに付随する文献の紹介がされています。家族療法研究の入門書として最適な1冊だと思います。
セラピスト入門―システムズアプローチへの招待
東 豊
推薦者:東 豊
有志で阪大病院の一室にこもって勉強会をしていて、僕も参加させてもらいました。そのグループには、後に一緒に淀屋橋心理療法センターを開業することになる福田俊一先生もいました。 ノートをテーブルの上に並べられるこれは懐かしのノートです。就職した年に始まる昭和55年4月15日から始まる僕の予約帳です。これを全部こなせていたのには、高石先生もびっくり感心されていました。「君は口八丁手八丁足八丁やなぁ」と(笑)。とにかく毎日が楽しかったです。心理療法でこんなすごいことが起きるんだ、と惚れ惚れしながらやっていました(笑)。もちろん失敗談もあり、それは「セラピスト入門」にも紹介していますので是非ご一読を(笑) (東先生インタビューから引用。
家族療法のヒント
東 豊,牧原 浩
推薦者:東 豊
『家族療法のヒント』 (東豊(編集)、牧原浩(監修)金剛出版)という本がありますが、僕の大学院での教育について書いていますので、それを読んでいただけるのがてっとり早いです(笑)。その内容を簡単に言うと、徹底したロールプレイです。面接の最初の五分のすすめ方を一年掛かりでやるくらい。もちろん僕の治療に同席させたりもしますし、ビデオもふんだんに使います。本だけ読んでできるようになる器用な学生はほぼいないわけです。やっぱりお手本を見ないといけない。そのお手本がいいか悪いか別にしても、真似ながら自分のものに変えていくわけです。僕もよく久野先生や高石先生の口真似をしました。そこからだんだん自分らしさが出てきたわけです(東先生インタビューから引用)。
戦略的心理療法―ミルトン・エリクソン心理療法のエッセンス
J. ヘイリー
推薦者:東 豊
高石先生は行動療法家であるとともに催眠療法家でいらっしゃる関係でその本を訳されたんです。で、その本を読んで目からうろこゴソッ落ちました。「あっ、これやんか」って。あの本との出会いが僕の人生決めました。もっとも、ちょっと患者を悪者にしているところがあるので、現在は若干批判的に読んでいますが。でも何よりあの本のすごさは、個人の症状とか問題を個人の精神内界の有様で捉えるのでなくて"関係"、特に治療者と患者の関係で捉えているというところなんです( 東先生インタビューから引用)。
母性心理学
花沢誠一
推薦者:花沢誠一
私の著書の「母性心理学」。世界で一冊しかありませんからね。対児感情尺度とか、母性理念尺度や母性不安尺度などは良く使ってくださっています(花沢先生インタビューから引用)。
カウンセリングの成功と失敗―失敗事例から学ぶ 個人・家族療法
立木 茂雄,白石 大介
推薦者:立木 茂雄
臨床関係で今でも書店にあるのは『カウンセリングの成功と失敗』(創元社)ですね。最初は失敗だけを載せるつもりが、出版社が難色を示し、ちょっとは成功も入れてくださいと言われた。当時在職していた関西学院の先輩や仲間で事例を持ち寄りました。僕の事例はある児童相談所の失敗事例を持ち寄って分析しました。 (立木茂雄先生インタビューから引用)。
家族カウンセリング
岡堂哲雄
推薦者:岡堂哲雄
今日お話いただいたことが全部入った内容ですね。 (岡堂先生インタビューから引用
アンコモンセラピー―ミルトン・エリクソンのひらいた世界
J. ヘイリー
推薦者:秋山邦久
長谷川先生の家族内パラドックスは面白かったですね。あと、ジェイ・ヘイリーのアンコモン・セラピー(秋山先生インタビューから引用)。
いま家族援助が求められるとき―家族への支援・家族との問題解決 シリーズ「心理臨床セミナー」〈5〉
中釜洋子
推薦者:中釜洋子
( 中釜先生インタビューから引用)
家族療法学― その実践と形成史のリーディング・テキスト
リン・ホフマン
推薦者:生田倫子
10月に来日し講演をなさったリン・ホフマン先生の近著である。家族療法の黎明期から主なアプ ローチとともに歩んできた筆者は、家族療法史を物語的にも理論的にもまとめあげている。特筆すべきが、訳のすばらしさである。純粋で ピュアなリン・ホフマンの人柄を伝えるがごとくの訳になっていて読みやすい。
変化の原理―問題の形成と解決
ワッラウィック他,
推薦者:生田倫子
介入による「変化」とは何かという、アカデミックな理論書。私のバイブルの一つ。
推薦者:秋山邦久(文教大学講師)
魁クロマティー高校かな(笑)。でも、実際にマンガなどから学ぶことも多いよ。文化を作っているわけだからね。長谷川先生の家族内パラドックスは面白かったですね。あと、ジェイ・ヘイリーのアルコモン・セラピー( 秋山先生インタビューから 引用) 。
サイバネティックス学者たち――アメリカ戦後科学の出発
スティーヴ・J. ハイムズ
推薦者:花田里欧子
メイシー会議の立役者たちが、どのようなスタンス、思考、人間関係を持ちながら、戦後科学を切り拓いていったかということが、天才たちの意外な人間味あふれる素顔とともに、とても生き生きと伝わってくる。メイシー会議の興奮が読み手に伝わってくるような良書。


















ブリーフセラピー

解決志向ブリーフセラピーハンドブック―エビデンスに基づく研究と実践
シンシア・フランクリン/テリー・S・トラッパー/ウォレス・J・ジンジャーリッチ/エリック・E・マクコラム (著)
長谷川啓三/生田倫子/日本ブリーフセラピー協会 (翻訳)
推薦者:並木恵祐
インスーとド・シェイザーの遺志を引き継ぎ、出来上がった本の翻訳本です。 世界中の解決志向ブリーフセラピー(SFBT)の研究を集め、あらゆる場面でのSFBTの活用とその実証研究を紹介しています。 第一部とエピローグはどの方も共通で読まれてもよいでしょう。 第二部は測定方法、第三部は研究方法なので、より研究者向きといえます。 第四部からはDVやカップル、精神疾患の適切な服薬、学校やアルコール依存での適応について述べているので、これらの領域に興味のある方は海外の細心の実践を知る良い機会でしょう。 また、第五部はマネジメントやライフコーチング、学級経営や学校経営(SFBT高校)、健康相談での活用事例なので、読み応えのある面白い内容となっています。
ブリーフセラピー入門
宮田敬一
推薦者:池亀真司
エリクソン・モデルから物語モデルまで、幅広くかつ簡潔に治療モデルをまとめてある良書。特長として、ブリーフセラピーを語る際には欠かせないエリクソンの利用的アプローチの記述やNLP、オハンロン・モデル等、ブリーフセラピーのエッセンスを余すところなく収録しています。タイトル通り、ブリーフセラピーの入門書として最適だと思います。
ブリーフセラピーの登竜門
若島孔文,生田倫子
推薦者:花田里欧子
「わかりやすいのに骨がある」感じで、心理療法の本質について語り合っていることが伝わってきました。理論や技法についてわかりやすくディスカッションしてあるだけでなく、事例が豊富で読みやすいです。また、ブリーフセラピー以外の心理療法との比較についてのコラムもあり、また海外の情報や、日本的な統合技法についてなどの紹介もあり、考えさせられながら一気に読めます。おすすめの良書です。
推薦者: 生田邦弘 (元苫小牧高専教授/哲学)
対談形式で、また対談内容に関するコメントがあり理解しやすいです。この本を読んで、実行されているブリーフセラピーは、いろいろな理論と技法を「材料」とし、現場で、クライアントに即したそのつどの料理をする(ブレンドをする)ということと理解しました。問題の解明だけでなく、問題の解消が基本であるという趣旨のようです。若いセラピストも理論と共に実践の経験を積み、どのような現場の出来事にも対応できるようになっていることも心強いです。本書がブリーフセラピーの啓蒙書、案内書としての役割を果たすことを願っています。
脱学習のブリーフセラピー構成主義に基づく心理療法の理論と実践
若島孔文
推薦者:池亀真司
ブリーフセラピーの特長ともいえる「あれもこれも」という基本的姿勢に基づき、その理論と実践を事例とともにわかりやすく、具体的に紹介している一冊。社会構成主義、ナラティヴ・アプローチ、リフレクティング・プロセスなどブリーフセラピーの柔軟さや多様性を実感できる知見・技法が詳細に述べられています。また、抑うつの相互作用モデルやPIMモデル・ディスクオリフィケーションに関する研究等も紹介されており、非常に興味深く、ワクワクしました。
事例で学ぶ家族療法・短期療法・物語療法
長谷川 啓三,若島 孔文
推薦者:池亀真司
パニック障害・摂食障害・抑うつ等の事例を挙げながら、短期 /家族療法を紹介している一冊。 中でも、家族療法の歴史的変遷が簡潔かつ詳細に述べられている第 1 章の構成は、素晴らしく、 知識の整理に最適といえるでしょう。 また、 5章の複雑で難解な事例では、疾病利得について深く考えさせられ、心理臨床の奥深さを 感じました。
ソリューションバンク(ブリーフセラピーの哲学と新展開)
長谷川啓三
推薦者:小林強(京華学園教育相談室長)
以前「児童心理」に連載されていたのですでに読んでいたのだが、加筆した部分が大変面白く一晩で完読してしまった。現在ブリーフセラピー周辺にはさまざまな流派があるが、源流のベイトソンからMRIへの流れを本流とする筆者の思いが伝わってくる。ブリーフの原点に返りたい、あるいは知りたいという方にお勧めです。
推薦者: 生田邦弘 (元苫小牧高専教授/哲学)
ナラティブ・セラピー(物語療法)の出発は精神分析であると分析し、更にこの療法の限界も述べられています。しかし、著者自身の立場はそれとは異なり、実に深く、明快です。真理の流動性・相対性・多元性について、臨床現場ではあらゆる準備を一身に身に着けて現場に臨みながらも、しかもその現場では無心になってクライアントと一緒に新しい現場を創出するということでしょう。 その意味でその場で何が起こるかわからない現場で、一瞬一瞬の場で解決(人間の心の正常な動き)が明快になってくるようです。先入観念、自己肯定等による自己固定から脱皮するということでしょうか。これは心は絶えず自己肯定と自己否定という矛盾の自己同一で動いているということに気づくことでしょう。
ブリーフセラピーの再創造-願いを語る個人コンサルテーション
J.L.ウォルター、J.E.ベラー
推薦者:小林強(京華学園教育相談室長)
ブリーフセラピーからナラティブセラピーへ、より効果的な心理療法の開発を目指した、ポストモダン・アプローチとブリーフセラピーとが融合した、一番新しいブリーフセラピーの入門書というのがこの本のうたい文句です。臨床書として近年の文献に良く取り上げられているとのこと。一読しておく価値はありそうです。
よくわかる!短期療法ガイドブック
若島孔文,長谷川啓三
推薦者:生田倫子
短期療法をわかりやすく解説した読みやすい入門書。短期療法の本質が詰まっている。


















カウンセリング

新版 カウンセリングの話
平木典子
推薦者:平木典子
これは多くの人が読んでくださってよかったといってくださる本です (平木先生インタビューから引用)
カウンセリング方法序説
菅野 泰蔵
推薦者:児島達美
東豊の「セラピスト入門」に菅野泰蔵の「カウンセリング解体新書」と、今度出る「カウンセリング方法序説」かな。いずれも、僕らが当たり前のように考えている臨床のあり方自体をちょっと斜めから見てみる。そういう感じかな。とくに菅野に教えられたのは、セラピスト-クライアント関係についての一節だね。、セラピストがいい仕事できるかどうかはクライアントに依存してるというところ。まあー、読んでみてください(児島先生インタビューから引用)。
カウンセリング解体新書
菅野 泰蔵
推薦者:児島達美
東豊の「セラピスト入門」に菅野泰蔵の「カウンセリング解体新書」と、今度出る「カウンセリング方法序説」かな。いずれも、僕らが当たり前のように考えている臨床のあり方自体をちょっと斜めから見てみる。そういう感じかな。とくに菅野に教えられたのは、セラピスト-クライアント関係についての一節だね。、セラピストがいい仕事できるかどうかはクライアントに依存してるというところ。まあー、読んでみてください(児島先生インタビューから引用)。
臨床面接のすすめ方―初心者のための13章
M. ハーセン
推薦者:上西 創
「臨床面接のすすめ方-初心者のための13章」(日本評論社)がオススメです。面接をする際の細かい部分での技法や注意点から虐待や自殺企図などへの危機介入の仕方など、様々な要素が事例を含めながら解説されている一冊です。療法によらず、臨床に出る前に読んでおいて損はないと思います。(上西先生インタビューから引用)
エビデンス・ベースト・カウンセリング 現代のエスプリ別冊
内山 喜久雄, 坂野 雄二
推薦者:池亀真司
エビデンス・べースト・カウンセリング(証拠に基づくカウンセリング)の現状と展開および具体的技法を実践例と共に詳しく紹介している。特に、ストレス免疫訓練(SIT)の項での「論理実証主義と構成主義の統合」についての記述は、今後の認知行動療法の発展に新たな可能性を示唆しうる点で、大変興味深い。また、家族カウンセリングや構成的グループ・エンカウンターにおけるエビデンスについても言及されており、領域の幅広さを感じた。
新しい思春期像と精神療法
滝川一廣
推薦者:生田倫子
氏原寛先生が心理臨床学研究,23(3)385-390 で書評していらっしゃったのだが、その丁寧な書評を読んでぜひとも読みたくなった。それにしても、氏原先生が一冊一冊の本に「感動」を見出すことに感じ入る。きっと臨床もそのようになさるのだろう。 滝川先生の本著だけではなく、氏原先生の御著書も今一度読みたくなった。
推薦者: 中釜洋子
滝川一廣さん 新しい思春期像と精神療法(中釜先生インタビューから引用)


















教育

システム論からみた学校臨床
吉川悟
推薦者:池亀真司
タイトルどおりシステム論からみる学校臨床実践について、分かりやすく丁寧に書かれています。著者はその実践を「システムズ・コンサルテーション」とし、学校システムの理解と学校風土を尊重し、学校現場に即したジョイニングの重要性について繰り返し強調しています。特別支援で学校という組織を客観的に眺めるという経験をして、学校システムの面白さに気づき、改めて学校臨床についての知識を得たいと思っていた僕にとって、まさにぴったりで何度も読み返したい本ですね。
怒りをコントロールできない子の理解と援助―教師と親のかかわり
大河原 美以
推薦者:大河原 美以
「怒りをコントロールできない子の理解と援助 教師と親のかかわり 金子書房」こちらは、小学校の先生のために書いたものです。いずれも、いま小中学校で起こっている切実な問題に対応するために書いたものですので、子どもの臨床に関わる方たちにぜひお読みいただきたいと思っています (大河原先生インタビューから引用)。
ちゃんと泣ける子に育てよう 親には子どもの感情を育てる義務がある
大河原 美以
推薦者:大河原 美以
「ちゃんと泣ける子に育てよう 親には子どもの感情を育てる義務がある 河出書房新社」これは、子育て中の親ごさん向けに書いたものです。(大河原先生インタビューから引用)。
LD・ADHD・自閉症・アスペルガー症候群 「気がかりな子」の理解と援助
児童心理編集委員会
推薦者:池亀真司
LD・ADHD・自閉症等、これらの症状をもつ「気がかりな子」にかかわる親・教師のための、基本知識から具体的な実践、連携を生かした援助法までを幅広く紹介する 。
教師とスクールカウンセラーのためのやさしい精神医学1 LD・広汎性発達障害・ADHD編
森 俊夫
推薦者:小林強(京華学園教育相談室長)
月刊学校教育相談に連載されていたシリーズの単行本化されたもの。もともとスッキリした文体がさらに集約されてコンパクトになっているという一冊。著者の基礎である保健学に立脚し、「専門家としての視点をもちつつ、出来る限り学校関係者の方々の目線に立って」(同書『おわりに』より)書かれているためであろう。このシリーズでは著者のブリーセラピストとしての一面はセーブされているように感じられるが、随所に著者らしさが表れてくるところも楽しい。


















大学院入試

DSM‐IV‐TR 精神疾患の診断・統計マニュアル
高橋 三郎 (翻訳), 染矢 俊幸 (翻訳), 大野 裕 (翻訳)
推薦者:池亀真司
精神疾患を、それを定義する特徴を記した基準の組み合わせに基づいて病型に分けた診断・統計マニュアル。2002年8月に「精神分裂病」が「統合失調症」と名称変更されたことを受けた2002年初版の新訂版(「MARC」データベースより)
心理学・倫理ガイドブック―リサーチと臨床
古澤 頼雄, 都筑 学, 斉藤 こずゑ, 日本発達心理学会監修
推薦者:池亀真司
研究計画の立案から研究結果をまとめるまでの過程を順を追って説明している。心理学の研究・論文作成に不可欠な倫理を簡潔に説明している。質問紙調査・心理テスト実施の際の留意点等、研究者として不可欠なマナーがまとめられている。必読の1冊でしょう。
臨床心理学研究の技法 シリーズ・心理学の技法
下山 晴彦
推薦者:池亀真司
臨床心理学研究の技法を幅広く紹介している良書。質的研究・量的研究のみならず、アセスメント技法に関する研究や催眠法・フォーカシング等へ研究への解説も面白い。論文作成に大変役立っている。
心理学研究法入門―調査・実験から実践まで
下山 晴彦,南風原 朝和、市川 伸一
推薦者:池亀真司
心理学研究がどんなものであるかを丁寧に説明している。上記の臨床心理学研究とともに、研究計画・論文作成に不可欠な良書。
改訂新版 心の臨床家のための精神医学ハンドブック
小此木 啓吾,大野 裕, 深津 千賀子
推薦者:池亀真司
精神力動論に基づいた精神医学ハンドブック。治療構造がわかりやすくまとめられている良書。
心理臨床大事典
氏原 寛, 成田 善弘, 山中 康裕, 亀口 憲治, 東山 紘久
推薦者:池亀真司
臨床心理士及びそれを目指す人に向けて基本知識として必要な理論や技法を網羅し実践的かつ簡潔に解説。心理臨床の領域(臨床心理学、精神医学、養護教育等)に関する670項目を収載した日本初の大事典。92年刊の改訂版(「MARC」データベースより)。
心理学 New Liberal Arts Selection
無藤 隆, 遠藤 由美, 森 敏昭, 玉瀬 耕治
推薦者:池亀真司
現代人と現代社会に対する全体的洞察力を養うための、古典的「教養」の枠を超えたテキストシリーズ。さまざまな具体的なエピソードを盛り込み、図表をふんだんに使って、わくわくするような面白さとともに心理学を伝える(「MARC」データベースより)。
心理学実験マニュアル―SPSSの使い方からレポートへの記述まで
若島 孔文,都築 誉史,松井 博史
推薦者:池亀真司
SPSSを用いた心理学研究・論文作成のための入門マニュアル。SPSSの使い方からt検定、分散分析、カイ二乗検定、因子分析など、要点をおさえた分かりやすい解説に加え、SPSSの入力・出力画面が示されており、初めて使う方にも理解しやすいだろう。
誰も教えてくれなかった因子分析-数式が絶対に出てこない因子分析入門-
松尾太加志,中村知靖
推薦者:池亀真司
タイトルの通り、数式が一切出てこない因子分析の入門書。重要ポイントを押さえ、わかりやすい表現で解説されているため、すんなりと理解できる。また、因子分析だけでなく重回帰分析、共分散構造分析との比較や説明もなされており、知識の整理にも最適である。本書があれば、因子分析が難なく使いこなせるであろう。今までありそうでなかった統計の良書。

















その他

創造の方法学
高根正昭
推薦者:倉原亜紀子
初めて研究に着手する方に特にオススメしたい一冊。本書は、アメリカで社会学を学んだ著者の体験をもとに、研究の方法論の重要性について解説されたものである。研究手法だけでなく、経験の理解の仕方や活かし方、数量的研究と質的研究の相克に至るまで述べられている。知的創造のための「思考法」を身につけることに役立つと思われる。充実した内容とは裏腹に手頃な価格で入手できるところも良書といえるだろう。
ボランティアと市民社会―公共性は市民が紡ぎ出す
立木 茂雄,田淵 結, 荒川 義子, 小西 砂千夫, 湯木 洋一, 野口 啓示, 岡本 仁宏
推薦者:立木 茂雄
これは家族とは関係ありませんが、アクションリサーチを通じて「公・共・私」型社会像の成立について考えています。おかげさまで、こちらは増補版まで出していただけました。
心理学ヒューマンサイエンス
岡堂哲雄
推薦者:岡堂哲雄
確かに、今日お話いただいたことが全部入った内容ですね。また、『心理学ヒューマンサイエンス』金子書房 を参考にしてください。
勘の研究
黒田 亮
推薦者:長谷川啓三
まずは、若島孔文・生田倫子の『ブリーフセラピーの登竜門』。それから、黒田りょうの「勘の研究」。これはいい本だね(長谷川先生インタビューから引用)
場所的論理と宗教的世界観
西田幾多郎
推薦者:生田邦弘(元苫小牧高専教授/哲学)
本書は、西田が最初期からの諸論文で思索の最終根底(思索が出現するところ)として、「人間の心の最終次元」であり、また現実の心の現われ(迷いと悟り<不安・煩悩の実態の究明と解消>について、いろいろと長く他の学問との関わりで究明してきたことをまとめて論じたものです。臨床心理学を学ばれている方にもぜひ読んでいただきたい哲学書です。
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